世界中から”葉っぱ切り絵“という新たなアートを創造したリトさんの作品が注目されています。
リトさんは社会人として働いていた時にADHD(注意欠陥・多動性障害)であると診断されましたが、その特徴の「集中力」を活かし、葉っぱ一枚一枚を切り抜き”葉っぱ切り絵“を造り、その作品を絵本にしたり、グッズとしても販売しています。
デザインナイフ1本で1ミリに満たない穴や線を辛抱強く、確実に切り取っていくリトの”葉っぱ切り絵”と出会うまでの経歴や、絵本やグッズの購入方法を調査てみしました。
リトさん(葉っぱ切り絵家)プロフィール
職業:葉っぱ切り絵アーティスト
本名:橋本賢治(はしもとけんじ)
生年月日:1986年
出身地:神奈川県
出身大学:大学名ー不明 学部ー商学部
作品:作品集『いつでも君のそばにいる』
メッセージカードブック『離れていても伝えたい』
2冊を出版しアート本としては異例の10万部を突破しています。
社会人になってADHD(注意欠陥・多動性障害)で発達障害と診断されましたが、その事実を受け止め「葉っぱ絵家」の道に進んだ事で、良い作品を造る人生を歩む事になったリトの前向きな考え方に感銘された人も多く、またADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害で悩んでいる人達に夢や希望を与えていると思います。
SNS:twitter リト@葉っぱ切り絵 Instagram リト@葉っぱ切り絵
2020年1月にSNSで作品を発表twitter・インスタを合わせてフォロワー40万人突破
リトさん(葉っぱ切り絵家)経歴
リトさん(葉っぱ切り絵家)の会社員時代
大学卒業後「普通の会社員」として働き出しましたが、自分と他人の感覚が違っていて「なんだかおかしい」と感じ始めたのは入社後しばらく経った頃だそうです。
その為、上司に怒られたり呆れたりする様になり転職しても、やはり他人と感覚が違うため社会人として働く事が困難になった頃にインターネットでADHD(注意欠陥・多動性障害)という言葉を知り、ADHDの特徴があまりにも自分に当てはまっていた為、病院で診断を受けると「発達障害」と診断され社会に適合出来ない事が判明し会社を辞めることになったようです。
「発達障害」の診断は精神的にも辛かったと思いますが、それ以上に適合出来ない会社勤めから開放されたという事でリトさんが前向きになれるきっかけになったと思います。
リトさんが葉っぱ切り絵に出会うまで
会社を退社後は家に引き籠もっている日々でしたが、リトさんの母親は「自分の道を見つけて欲しい」とリトさんを非難する事をせず静かに見守っていたようです。
そんな母親の思いが通じたのか、集中すると他の事は目に入らなくなるくらい集中してしまうADHD(発達障害)の特性の「集中力」を活かし得意な事を伸ばし障害と向き合える人生を選ぶ事が出来る様になったと思います。
最初は日就労支援をする「地域若者サポートステーション」に通っていた時に講習のプリントに落書きをした自分の絵を見て「これが自分の武器じゃないか」と思いスクラッチアートやボールペンなどのアートに挑戦していましたが、そんな時に海外の葉っぱ切り絵作家の作品に出会い衝撃を受け、自分も葉っぱ切り絵しようと決意したと本人は言っています。
リトさんの母親が非難や悲観せず見守っていたことがリトさんの精神安定剤になっていたのではと思います。
お母さんも辛かったとは思いますが、母親の息子に対する大きな包容力がリトさんを「葉っぱ切り絵家」の道に引き寄せたのではないかと感じました。
リトさん(葉っぱ切り絵家)の作品やグッズの購入方法
作品集『いつでも君のそばにいる』とメッセージカードブック『離れていても伝えたい』は楽天ブックスより購入出来ます。まだ在庫ありました。(2022年2月現在)
グッズは5種類販売されていますが、こちらは展示会の会場のみの販売となっておりますので、展示会に来場した際に購入出来ます。
- A4クリアファイル(全4種)各450円
- ポストカード(全18種・新商品2種)
- コインケース 4,950円
- ペンケース 6,050円
- サコッシュ 2,750円(約縦240mm×横170mm、持ち手1,150mm)
まとめ
リトさんはADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害がありますが、その障害を理解し向き合う事で「葉っぱ切り絵」に出会え、世界中の人を感動させる作品を造る事が出来る様になったのでしょう。
今後も葉っぱ一枚一枚を切り絵として造り同じ作品は出来ない事にも価値があると思います。
また展示会も回数は多くはありませんが開催されるので実際の作品を観覧すると一層、感動が増すと思います。
今後も葉っぱ絵家として活躍していくリトさんの作品も注目して行きたいと思います。
コメント